障がい者や高齢者のサポート方法が学べる!【ユニバーサルマナー検定 2級・3級】受講報告。
ちょっと気になっていたこと
もし、目が見えない人や耳が聞こえない人が外で困っていたら、どうやって声をかけたらいいんだろう?
車椅子の方が移動で困っているのを見かけたら、どうやってサポートすればいいんだろう?
そんな疑問が解決できる!
日本ユニバーサルマナー協会が運営する
ユニバーサルマナー講習「2級・3級」を受講してきました!
新聞で見かけた「ユニバーサルマナー検定」
2018年2月ころ、東京新聞の広告欄に「ユニバーサルマナー検定」という文字を見つけました↓
ユニバーサルマナー検定ってなに?
冒頭の答えにもなりますが例えば、、、
①【目の不自由な方にどうやって声をかければいいのか?】というと、
その方の肩や肘を触りながら「何かお手伝いできることはありますか?」とお声がけすればいいのですね。
②車いすの方にとって、目的地までの階段や段差の「数」だけでなく「高さ」も重要な情報。「何センチあるか?」が事前にわかってるだけでも行きやすくなるのです。
上記のような高齢者や障がい者に「お手伝いしましょうか?」と歩み寄れるようなスキルや知識が身につけられるのが、ユニバーサルマナー検定です。
ほぉぉそういう検定があったのね!
障がい者や高齢者に対しての対応に「正しい対応や知識」というものがあるのなら覚えたい!
ということで申し込んでみたのでした。
検定は2級と3級があります
午前に3級を受けて午後に2級を受けるという連続受講もできます(2018年4月・都内にて)
ちなみに2級の受講条件は「3級を取得した者」なので、3級を飛ばして2級を受けることはできません。
3級(検定料 5,000円)
75分の講義と45分のグループワークがあります。
試験は無く、受講の後には全員に3級の認定証が授与されます。
↑写真左は、 バリアフリーのマップをみんなで作るアプリ【Bmaps】の紹介チラシです。障がい者や高齢者のサポートがアプリでできるようになります。
写真右は、3級のテキストです。
2級(検定料 15,000円)
テキストを使った講義を受けた後、車いす、視覚・聴覚障害、高齢者などの状況を身を持って体験する実技講習があります。
そして最後に30分の検定試験があり、2級の全工程が終わります。
試験の合否は約1ヶ月後、郵送で通知が届きます。
ちなみに3級も2級も、講義の中で受講者に向けた「問い」に答えると・・・
こんな可愛らしい「ご褒美シール」がもらえます♪(挙手して答えたのでもらえた!)
さて今回の2級受講の結果はというと…
無事に合格!! ふぅ~。。。
世の中のいろんな資格の中でユニバーサルマナー検定は、比較的取りやすい資格ではないかな、と思います。
体感的な難易度は・・・
私が今まで受講したものの中でのことですが、体感的な難易度としてはこんな感じです↓
簿記3級 > 販売士2級 > ビジネスマナー検定2級 > ユニバーサルマナー検定2級
私は職業的に障がい者や高齢者と関わる機会が少ないので、それ程難しくないユニバーサルマナー検定は、ちょうど良いくらいの内容でした。
最近あったこんな出来事にも対応できるようになる。
マナー検定を受講する数日前、とある駅隣接のショッピングセンターであった出来事です。
ショッピングセンターの男子トイレに入ったとき、極度に視力の弱いと思われる男性が、壁手でさすり確認しながら、少しずつトイレの出口に向かっていく姿に遭遇しました。
その時には、どのように声をかければいいのかわからず、とりあえず後ろで見守ることにしました。結局そのまま男性はトイレを無事に出ていけたものの、私は最後まで声をかけることはできませんでした。
というのも昔、知人から聞いたのは「下手に声をかけると逆に迷惑になる。」ということ。
浅はかに声をかけられないし、声かけても断られたら苦い気持ちだけが残りそう。そんな不安がありました。
でも、今回の受講で知識や対応法を学べたので、次にそんな機会があったらお声がけできるようになれます!
(声かけれる勇気があるかどうかは別として。。)
今回は以上です!