【今日の社説】と、はてな?なワード【検察審査会(けんさつしんさかい)】2017/6/8
【今日の社説 2017/6/8】
朝日新聞
作業員の被曝 想定外ではすまない
湾岸の混乱 米は分断政策を改めよ
産経新聞
憲法論議の加速 自民以外も立場を鮮明に
10代サイバー犯 ホワイトハッカー育てよ
毎日新聞
サウジ・カタール断交 湾岸の団結が崩れる怖さ
ヘイト対策法施行から1年 社会の病理を克服したか
日本経済新聞
高等教育を無償にする改憲に異議あり
株主総会の分散さらに進めよ
読売新聞
自民改憲4項目 9条の合意をいかに目指すか
受動喫煙防止 健康被害軽視した法案先送り
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〔はてな?なワード〕
【検察審査会(けんさつしんさかい)】
検察審査会とは何をするところなのでしょうか?
検察審査会(けんさつしんさかい)は、検察官が独占する起訴の権限(公訴権)の行使に民意を反映させ、また不当な不起訴処分を抑制するために地方裁判所またはその支部の所在地に設置される、無作為に選出された日本国民(公職選挙法上における有権者)11人によって構成される機関。
(ウィキペディアより引用)
【検察官とは?】
昭和23年から検察審査会という制度が始まりました。
まず、裁判にかけることを、起訴(きそ)といいます。起訴を行えるのは、日本では検察官だけです。検察官とは、検事と副検事のことをいいます。
【検察審査会の目的は?】
検察官の役割負担は大きく、責任は重いです。
検察官は起訴、不起訴がちゃんと行えているのでしょうか?そこで、普通の人11人に来てもらい判断してもらう、という制度が検察審査会となります。
民意を反映させることが、目的となるのですね。
【どういう流れ?】
任期は6ヶ月間あり、一ヶ月前にくじによって決められます。
すべての事件を判断するのではなく、検察が裁判にかけなかった事件が対象となります。
今まで起訴、不起訴について検察審査会の議決によって検察官が再検討した結果、起訴となった事件は、平成28年12月31日までに約1600件あります。
【所感】
民意を反映させるという、裁判員制度と混同してしまいそうですが、裁判員制度の方は、被告人が有罪か無罪か?ということを判断するのですね。同じことだっけ?と勘違いしそうになりました。
立場などが弱い人をちゃんと支えてくれるもの、そうあるために人が動けるものであって欲しいですね。
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【社説】とは
新聞・雑誌などで、その会社の主張・意見としてのせる論説。
各新聞社の社説の読み比べの面白さについては【芸人式新聞の読み方】という本が参考になりました。こちらの記事でご紹介しております。→【芸人式新聞の読み方 】