畑の上にソーラーパネルとは!【里山発電】を読み考察する。
もくじ
ソーラーシェアリング
ソーラーシェアリングについてはこちらの過去記事もどうぞ♪
ソーラーシェアリングとは、
農地の上にソーラーパネルを
設置してしまおうという驚きの発想!
たしかに上手く行けば
それすげぇ有効活用じゃん!
えっ?作物育つの?とか
農地ってそう使っていいの?とか
もろもろの疑問が起こりますけど、本書ではソーラーパネルが設置できるようになるまでの歩みや、どんな作物が適しているかといったことを一歩一歩進めていく様子が記されてます!
著者の中村鉄哉さん、
地方での暮らしや、実体験から
地方をなんとかしたい、
自身の故郷を盛り上げたいという
熱烈な思い。
そこから
ソーラーシェアリングという
発想にたどり着き、
立ちはだかる様々な壁を乗り越え、
地方活性化に情熱を注いでいきます。
やがて少しずつ反応が起こり、
大企業の感心にも結びついていく。
ものごとを真剣に進めるとは
こういう事なのだなという
学びにも結びつきます。
里山発電
農業の未来とは
そもそも、どういうゴールを目指せば良いのでしょうか。
私としては、ちゃんとメシ食べていける!という安心感の上に成り立ちたいと考えますので、日本が本気だしたら100パー自給率いけるぜと、
せめてわかっている状態になってたらどうか?という案です。
メリットはどうか
- 脱原発を目指すなら、まさに具体案。
- 農家の収入源
- 地方再生
デメリットはどうか
- 農業そのものの価値が上がる訳でない
- 原発政策してきた政府の指針は?
- 農協のメンツは?
- 盗難される対策は?
- 地方の空気感
- 電気を売る制度そのものに影響される
- 設置しすぎたら日本の景観を損なう
懸念事項は?
最大の懸念事項は、法律や政策、関連企業などの今ある「しがらみ」に影響されやすいということではないでしょうか。
政策がどういうゴールを設定するか。
発電した電力売るにしても、販売金額と仕入れがいつでもバランス良くなるとは限らないだろうし。
あれこれ厳しい縛りがある。政治への忖度は実際問題としては軽く見ることはできない。
導入、その後のメンテナンスもろもろ含めて需要伸びソーラー電気に向かっていくとする。そうなると分が悪くなる企業さんや団体さんは、ソーラーへのシフトチェンジは検討されないだろうか。
作った電気をどうする?
「電気を売る」だけではなく「作った電気を使ったり、売れるものを作る」方向も考えたい。
①大型充電バッテリーなんかも普及しそう。プロパンガスみたいにできないかな。
②電気で走る農業機械。
GPSの性能が本当に良くなれば、農業機械の自動操縦。みちびきに導かれるのね。
③近くに充電ターミナル。一般車もガソリンスタンドみたく使えますよ!
どうだろうか。極力何もしなくてもお金になる予感がしてきませんか?(悪い顔してる)
こんな流れになってほしい
農業の価値そのものが上がる訳でない
↓
制度上は、ちゃんと農業しなきゃ
許可しませんよ、
というように決められてます。
ソーラーシェアリングが、全国へもし普及するなら、このように期待したい
↓
発電をはじめる農家さん。電気売る。使う。
↓
農家さん、生活に今までに考えられない余裕が生まれる。
↓
価格競争とかしなくていいし、
有機とか、めっちゃ美味え野菜つくっちゃれ(ここに大きく期待する)
↓
めっちゃ美味え野菜の全体量増えちゃる
↓
全体量増え、価格競争が起こり
めっちゃ美味え野菜が、
安く買えるようになる。
↓
日本が世界に誇る「めっちゃ美味え野菜」が普及。観光ビジネスにも一役買う。
みんなうれしい。安く野菜売りたい外国は困る。
原発、火力発電は議論いらなくなる。
今後に期待!
なんだかんだ言って、今すぐ農家さんの収益性が目に見えて激変する。
ソーラーシェアリング、もっと進めていってもっと問題浮かび上がらせ改善しつつやってく価値あるじゃないかーっ!!と、感じております。
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